12月15日(金)に比田井祐介先生による
社員研修がありました!
今回は、
『指導員としてのこども達との関わり方』
について講義をして頂きました。
①療育とは支援とは
*教育とは・・・
『大人が教える、押し付けるイメージ』
*本来の教育とは・・・
『その子の才能や可能性を
最大限に引き出してあげるもの』
→間違った解釈を持っているとそれは、
権力の振りかざしにしかならない
②まずは、こどもとの信頼関係づくりから
信頼できる友人・上司から注意をされるのでは、
受け取り方が違う!
*まずは一緒になって遊ぶ、褒める、話す
関わって共感することが一番先だということ
⚠︎叱る・注意はその次!!
これは本当にその通りだなと感じました。
信頼関係が築けていないのに注意をしても、
”怖い人”
”なんで怒られているのかわからない”
とこども達も戸惑ってしまいます。
そんな状況では良い支援はできません😞
③こども達の行動の理由は
基本的に4つしかない
⑴逃避・・・特定の物、事柄から逃げたい
⑵注目・・・他者(親・家族)からの注目を得たい ⑶感覚探求・・・感覚を入力したい
⑷物・活動欲求・・・欲しい、使いたい
*同じ行動でも理由が違う場合がある
様々な角度からこども達の行動を捉え、
考えて行ってあげることで、
良い支援を提供することに
繋がるのではないかと思います。
④捉え方を変える
こどもたちの行動の捉え方を変える。
「否定的な注目」
注意・叱る・ため息・眉間にしわを寄せる
↓
「肯定的な注目」
褒める・認める・笑顔を返す
そこで教えて頂いたのが、
褒め方のコツ『25%ルール』です✨
完璧にできたから褒めるのではなく、
ほんの少しでも良い、
10%。1%でも何かができれば
褒めてあげる。
少しずつでも認めてあげることで、
こども達の自信に繋がります☺️
⚠︎褒める際に注意すべきこと
「皮肉や批判を加えない」
例)・明日も今日みたいにね
・最初からそうすればよかったのに
・いう通りにやったからできたでしょ
ついつい言ってしまいがちな言葉ですが、
言ってはいけないことなんですね💦
褒める時は素直に、
そのままを伝えてあげることが大切なんだと
改めて学び直すことができました。
⑤発達障害を持つ子には、
プラスの工夫を
・「もう少し」ではなく、
「〇時〇分になったらお片づけ」
はっきりと伝えてあげること
・言葉で理解することが難しい子には、
視覚的に見せる
⑥取り決めの際の注意点
「〜しないと〇〇できないはNG」
ポジティブな言い回しをしてあげる!
・片付けが早く終わったら、お絵かきができるよ
・お口を閉じたら先生の隣に座っていいよ
・・・
今回の研修では、
こども達との関わり方について
教えていただきましたが、
”支援する”ということの意味を
改めて考えさせられた研修となりました。
少しでもこども達にとってプラスになる
支援ができるように、
職員一同、日々邁進していきたいと思います★
祐介先生、お忙しい中ご指導頂き、
ありがとうございました!