先週、松本教室と合同で
『児童虐待について』の
研修が行われました。
松本児童相談所の方に
基礎知識や現状を
教えて頂きました。
松本児童相談所での対応件数は
H26年…340件
⇩
H30年…599件
と4年間で250件以上も
増えていました。
H30年の599件中
351件(約6割)が
松本市での虐待ということが
分かりました。
他の兄弟が虐待を見る事も
心理的虐待に繋がるため、
年々増えているようです。
もし児童虐待を発見したら
通告をしなければなりません。
通告の義務があります。
通告するときは、事実を伝えます。
例えば、
隣の部屋から子どもの泣き声が
聞こえてきて、
ずっと聞いていたら
叩いたような音がした場合、
叩いているところは
目撃していないので、
『叩きました。』
と伝えるのは良くないそうです。
主観で伝えず、
事実のみを伝えます。
虐待は悪いと知っていても
子どもに手を出してしまう保護者は
少なくないそうなので、
子どもの支援はもちろん、
保護者への支援も大切だと
改めて感じました。